金屏風が厳かです
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私の子供の頃は、雛飾りというと「段数」がステイタスだったような気がします。
家族に女の子がいなかったために、私の家では雛飾りとは無縁ではあったですが、
友達とか親類の家ではそんな感じだったと思います。
ところで住宅事情を考えると、雛飾りの段数を競う環境ではなくなっています。
また、生まれる子供の数が減っている割には、長寿命でおじいちゃんおばあちゃんが元気。
ということは、「資本が少ない対象に向かって投下される」ということだと思います。
場所を取らなくて、高級な雛飾り。
お内裏様とお雛様は、そんな時代をどう感じておいででしょうか。